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松嶋烟波碧海流《しようとうのえんぱへきかいのながれ》 |瑞岩東畔命[#二]軽舟[#一]《ずゐがんとうはんめいずけいしうを》
|潮通[#二]靺鞨[#一]三千里《しほつうずまつかつにさんぜんり》 |雲接[#二]蓬莱[#一]《くもせつすほうらい》七十|洲《しう》
|一洗心身清[#レ]従[#レ]水《いつせんしんしんきよくよりももみづ》 |平[#二]分世界[#一]総如[#レ]浮《へいぶんしてせかいをすべてごとしうかぶ》
薫風忽送他山雨《くんぷうたちまちをくるたざんのあめ》 |隔[#レ]岸楼台鎖[#二]暮秋[#一]《へだつるきしをろうだいとざすぼしうを》
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とは何《ど》うも能《よ》く出来《でけ》た、夫《それ》はさうと君は大層《たいそう》好《よ》い衣服《きもの》を買《か》うたな、何所《どこ》で買《か》うた、ナニ柳原《やなぎはら》で八十五|銭《せん》、安いの、何《ど》うも是《これ》は色気《いろけ》が好《よ》いの本当《ほんたう》に君《きみ》は何《なに》を着ても能《よ》う似合《にあ》ふぞ実《じつ》に好男子《かうだんし》ぢや、彼《あ》の湯嶋《ゆしま》の天神社内《
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