しも[#「必しも」に白丸傍点]、ヘブルウ[#「ヘブルウ」に傍線]と云ふ勿れ[#「と云ふ勿れ」に白丸傍点]。必しも蒙古と云ふ勿れ[#「必しも蒙古と云ふ勿れ」に白丸傍点]、天下の文明は日本國民の爲めに消化せられ[#「天下の文明は日本國民の爲めに消化せられ」に白丸傍点]、鍛煉せられて[#「鍛煉せられて」に白丸傍点]、此に一個新奇の撰擇文明を生ぜんとす[#「此に一個新奇の撰擇文明を生ぜんとす」に白丸傍点]。吾人は感情に制せらるべからず。惰力に抵抗せざるべからず。吾人は明確の判斷、強固なる意志を以て言はざるべからず。吾人は親しむべくんば、人種、文明、地理上の區分を問はず、天下萬邦と袂を聯ねて周旋すべし。吾人は戰ふべくんば、また天下萬邦を敵とするも辭すべからず。敵にせよ[#「敵にせよ」に二重丸傍点]、味方にせよ[#「味方にせよ」に二重丸傍点]、戰鬪に於ても[#「戰鬪に於ても」に二重丸傍点]、文明に於ても[#「文明に於ても」に二重丸傍点]、漫に歴史[#「漫に歴史」に二重丸傍点]、人種[#「人種」に二重丸傍点]、地理の區分に迷ふて退縮し[#「地理の區分に迷ふて退縮し」に二重丸傍点]、『世界の日本[#「
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