ノ)]連※[#「虫+果」、第4水準2−87−59]※[#「羸」の「羊」に代えて「果」、33−10]に関した侏儒の本縁だ。国内の蚕を聚めゝされたのを聴き誤つて、嬰児を聚めて、天皇に奉つた為に、「汝自ら養ふべし」と仰せられたので、宮墻の下に養ふことになつた。それで小子部[#(ノ)]連の姓を賜つた、と伝へられてゐる。此文の嬰児が、単なる小児でなく、侏儒であつた事は※[#「虫+果」、第4水準2−87−59]※[#「羸」の「羊」に代えて「果」、33−12]に関する他の伝説からも説明が出来る。舎人に対して、小舎人であり、其が小さ児なることを明らかに示す為に、小さ子舎人と云つた風があつたらしい。
先の神楽歌は、其以前の生活を印象してゐる他に、別様の意義に考へられてゐたものだらう。恐らく五節・淵酔の様な場合の即興歌として歌はれたものと思はれる。此殿上童或は小舎人の起原は、もと家屋の精霊として考へられてゐたのだ。殿舎を祓へ、祝福する場合に、最重要な位置を占めるものと思はれる。此信仰の古いものは、縮見《シヾミ》[#(ノ)]細目の家の新室《ニヒムロ》[#(ノ)]宴《ウタゲ》にまれびと[#「まれびと」に傍線]
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