ゥら二日たつと、俺はこのパリーの汚い土地の中に横たわってるかもしれない……なあに、どこだって同じわけさ!……ところで、卑怯《ひきょう》な真似《まね》をする?……いやするものか。しかし、俺のうちに生長してる多くの思想をみな、くだらないことに失ってしまうのは、名誉なことじゃない……。現今の決闘ほど厭《いや》なものはない。相手二人の運命を平等だとしてやがる。馬鹿者の生命と俺の生命とを同じ価値だとするなんて、なんという平等さだ! 拳固《げんこ》と棒とで戦うんだったら! それこそ素敵だ。だがこの冷やかな射撃では!……そしてもとより彼奴は打ち方を知ってる、が俺はピストルを手にしたことさえない……。皆の言うのは道理だ。稽古しなくちゃいけない……。彼奴は俺を殺すつもりだろう。なあに、俺のほうで彼奴《あいつ》を殺してやる。」
彼は降りて行った。近くに射的場があった。彼はピストルを一つかりて、その使い方を説明してもらった。最初の一発は、危うく主人を打ち殺すところだった。彼はつづいて二度三度とやってみたが、少しもうまくならなかった。焦《じ》れだしてきた。それがなおいけなかった。あたりには、数人の青年が見物
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