どこ》にあるか。
お前は娘として
その華麗な服装に匹敵する
どんなに気高《けだか》い愛を持ち、
どんなに聡明《そうめい》な思想を持つて、
世界の青年男子に尊敬され得《う》るか。
お前は妻として
どれだけ良人《をつと》の職業を理解し、
どれだけ其《そ》れを助成したか。
お前は良人《をつと》の伴侶《はんりよ》として
対等に何《なん》の問題を語り得《う》るか。
お前は一日の糧《かて》を買ふ代《しろ》をさへ
自分の勤労で酬《むく》いられた事があるか。
お前は母として
自分の子供に何《なに》を教へたか。
お前からでなくては与へられない程の
立派な精神的な何物《なにもの》かを
少しでも自分の子供に吹き込んだか。
お前は第一母たる真の責任を知つてゐるか。
ああ、わたしは是《こ》れを考へる、
さうして戦慄《せんりつ》する。
憎むべく、咀《のろ》ふべく、憐《あはれ》むべく、
愧《は》づべき女よ、わたし自身よ、
女は掠奪者、その遊惰性《いうだせい》と
依頼性とのために、
父、兄弟、良人《をつと》の力を盗み、
可愛《かは》いい我子《わがこ》の肉をさへ食《は》むのである。
わたしは三越《みつこし》や白木屋
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