晶子詩篇全集
與謝野晶子
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)如何《いか》なれば
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)百|燭《しよく》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「虫+奚」、第3水準1−91−59]
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)中風症《よい/\》
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
−−
[#罫で囲んだページの左右中央に]
美濃部民子夫人に献ず
[#ここで罫囲み終わり]
[#改ページ]
[#ここから罫囲み]
自序
美濃部民子様
わたくしは今年の秋の初に、少しの暇を得ましたので、明治卅三年から最近までに作りました自分の詩の草稿を整理し、其中から四百廿壱篇を撰んで此の一冊にまとめました。かうしてまとめて置けば、他日わたくしの子どもたちが何かの底から見附け出し、母の生活の記録の断片として読んでくれるかも知れないくらゐに考へてゐましたのですが、幸なことに、実業之
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