れた※[#「執/れっか」、137−下−2]《あつ》い涙とを吸ひながら、
更にわたしの地下の
飽くこと知らぬ愛情を続けたい。
なつかしい大樹《だいじゆ》よ、
もう、そなたは森の中に居ない、
常にわたしの魂《たましひ》の上に
爽《さわ》やかな広い蔭《かげ》を投げてゐる。
我は雑草
森の木蔭《こかげ》は日に遠く、
早く涼しくなるままに、
繊弱《かよわ》く低き下草《したくさ》は
葉末《はずゑ》の色の褪《あ》せ初《そ》めぬ。
われは雑草、しかれども
猶《なほ》わが欲を煽《あふ》らまし、
もろ手を延《の》べて遠ざかる
夏の光を追ひなまし。
死なじ、飽くまで生きんとて、
みづから恃《たの》むたましひは
かの大樹《だいじゆ》にもゆづらじな、
われは雑草、しかれども。
子供の踊(唱歌用として)
踊《をどり》、
踊《をどり》、
桃と桜の
咲いたる庭で、
これも花かや、紫に
円《まる》く輪を描《か》く子供の踊《をどり》。
踊《をどり》、
踊《をどり》、
天をさし上げ、
地を踏みしめて、
みんな凛凛《りゝ》しい身の構へ、
物に怖《おそ》れぬ男の踊《をどり》。
踊《をどり》
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