? 皆、古鞄の中にあったのよ。魔法の神に伺ってみたら、トランクを開けてみろと仰しゃったの。」
「でも、お嬢さん、セエラ嬢さんにいちいち何だか話しておもらいなさい。ね、あれはみんな――セエラ嬢さん、この方にも話しておあげなさいよ。」
 で、セエラはアアミンガアドに、黄金《こがね》のお皿のこと、まる天井のこと、燃えさかる丸太のこと、きらめく蝋燭のことなどを話して聞かせました。魔法の力の助けで、アアミンガアドもそれらのものを朧《おぼろ》に見る気がしました。手籠の中から、寒天菓子や、果物や、ボンボンや、葡萄酒が取り出されるにつれ、宴会はすばらしいものになって来ました。
「まるで、夜会ね。」と、アアミンガアドは叫びました。
「女王《クウィイン》様の食卓みたいだわ。」と、ベッキイは吐息をつきました。
 すると、アアミンガアドは眼を光らせて、
「こうしましょう、ね、セエラ。あなたは宮様《プリンセス》で、これは宮中《きゅうちゅう》の御宴《ぎょえん》なの。」
「でも、今日の主催者はあなたじゃアないの。だから、あなたが宮様《プリンセス》で、私達は女官なの。」
「あら、私なんか肥っちょだから駄目よ。それに宮
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