《あつま》るものは外《ほか》に松山《まつやま》省《しやう》三、佐佐木茂索《ささきもさく》、廣津和郎《ひろつかずを》、片岡鐵兵《かたをかてつへい》、松井潤子《まつゐじゆんこ》、後《のち》に林茂光《りんもくわう》、川崎備寛《かはさきびくわん》、長尾克《ながをこく》などの面面《めんめん》で、一|筒《とう》二|筒《とう》を一|丸《まる》二|丸《まる》、一|索《さう》二|索《さう》を一|竹《たけ》二|竹《たけ》といふ風《ふう》に呼《よ》び、三元牌《サンウエンパイ》を※[#「石+(朔のへん−屮)/(墟のつくり−虍)、第3水準1−89−8]《ポン》されたあと殘《のこ》りの一|枚《まい》を捨《す》てると、それが槓《カン》になり、その所有者《しよいうしや》に嶺上開花《リンシヤンカイホオ》の機會《きくわい》を與《あた》へるので捨《す》てられなくなるといふ風《ふう》な妙《めう》なルウルもあり、何《なに》しろ近頃《ちかごろ》のやうに明確《めいかく》な標準規約《へうじゆんきやく》もなく、第《だい》一|傳《つた》へる人《ひと》がうろ覺《おぼ》えの怪《あや》しい指導振《しだうぶり》なのだから、ずゐぶんをかしな戰《た
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