けの弟子《でし》は集まるのだ。そこでそのあいだにゼルビノとドルスの代わりになる犬を二ひきしこもうと思う。それから春になってルミ、またいっしょに出かけようよ。まあ当分は勇気《ゆうき》と忍耐《にんたい》が必要《ひつよう》だ。わたしたちはこれまでちょうどつごうの悪い、間《あい》の時節《じせつ》ばかり通って来た。春になればだんだん境遇《きょうぐう》も楽になる。そこでわたしはおまえを連《つ》れて、ドイツとイギリスを回るつもりだ。そのうちおまえも大きくなるし、考えも進んでくる。わたしはおまえにたくさんのことを教えて、りっぱな人間にしてやる。わたしはそれをミリガン夫人《ふじん》とやくそくした。おまえにイギリス語を教えだしたのもそのわけだ。おまえはフランス語とイタリア語を話すことができる。これはおまえの年ごろの子どもとしてはえらいことだ。おまえはからだもじょうぶだし、どうしてこの先、運の開ける望《のぞ》みはじゅうぶんある」
たぶん親方がこう言ってわたしのために計画してくれたことは、みんないちばんいいことにちがいなかった。けれどそのときにはわたしはただ二つのことだけしか考えられなかった。
わたしたち
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