この先致さいではならぬ事が多い程にのう。
わしは一番良い方法を考えねばならぬ。
これ! 頭よ、
いつもよりまいてかしこくなってお呉りゃれ。
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ややしばらく沈黙。
ゆるやかな歩調で部屋を歩き廻る。
雪が降り出した音がサラサラ……サラサラと響く。
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王 やや、何と申す? あやまれ? これ頭よ! はっきりと澄んだ眼をよう見開いて答えて御呉りゃれ、わしはの、あやまる事は大のきらいなのじゃ。
人に頭を下げるのがきらいなのじゃ。これまでわしはそれを致さいでも事がすんで居ったほど賢うてあったのじゃからの。
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前よりも粉雪の音ははげしく炉の火はすっかり絶える。
王は前よりも早くいらいらした調子に部屋を歩いて無意識にまどによる。
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王 おお降るわ! あの降りしきる雪の様にわしの心にも快い智恵が降りつもって呉れる事をのぞむのじゃ。
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王は低くうなる様に云って炉を見て急に寒さを感じた様にひろ
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