》だとか、いやな女[#「いやな女」に傍点]だ、などといわれるのは、多くそこから起こるのです。「ぶらずに、らしゅうせよ」と古人もいっていますが、女らしさ[#「女らしさ」に傍点]はここにあるのです。ところでここで一言申し上げておきたいことは、「和」ということです。「和を|以[#「和を|以」は太字]《もっ》て|貴[#「て|貴」は太字]《たっと》しとなす[#「しとなす」は太字]」(以[#レ]和為[#レ]貴)と、聖徳太子も、すでにかの有名な十七条の憲法の最初に述べられているごとく、何事によらず「和」が第一です。個人と個人の間でも、ないし社会、国家においても、この「和」ほど貴いものはないのです。和とは「平和」「調和」です。敗戦後の日本には、どこを探してもこの和がありません。今日こそ全く失調時代です。したがって私どもはなんとしても一日も早く和をとり戻《もど》さなくてはなりません。まことに「天の時は地の利に如《し》かず、地の利は人の和に如かず」で、和の欠けた国家が隆昌《りゅうしょう》し、発展したためしはありません。私どもは和衷協同の精神をもって、互いに愛しあい、労《いた》わりあい、助け合って、すみやか
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