れと共に行方不明となりたるわが大潜水艦隊の消息を直《すぐ》に探査し、報告すべし”
 マイカ大要塞は、一躍、作戦本部となった。司令官ラック大将は、この無上の栄誉に感謝して、直ちに司令部塔に入った。
 このマイカ大要塞というのは、キンギン国の国民の、全く知らない秘密要塞であった。それは、太青洋第一の都市といわれるプラチナ市の、そのすぐ真下にある地下要塞であった。
 マイカ大要塞に通ずる出入口は、たいへん遠いところにあった。それは、地上でいうと、プラチナ市の西方、三十五キロのサン市という小都会の地下鉄乗降場と、そしてサンサン百貨店とに、出入口があった。もう一つの出入口は、海に向って開いていた。もちろん、太青洋岸にあったけれど、そこはマイカ大要塞を離れること、北方四、五十キロばかりいったところにあった。
 この陸門と海門とは、いずれも十数条の大地下道により大要塞に連絡せられてあった。そして、要塞の出入口が、このように、遠くに置かれてあるのは、マイカ要塞の位置を、極力秘密に保っておく必要のためであったことはいうまでもあるまい。
 プラチナ市の市民も、サン市民も、ともにこのような一大要塞が、近くに
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