ん》。
「みなさん、しばらくごぶさたをしました。あのときはたいへん心配をかけて、すまんことじゃった。こんどは一つみなさんにお礼をしたいと思って、研究所へ帰って来ましたから、どうぞよろしく」
 博士は繃帯を巻いている頭をさげた。
「まあまあ、博士さま、なにをおっしゃいます。そんなごていねいな挨拶《あいさつ》じゃ、みんなおそれいります。あのときは大してお役にもたてず、すみませんでした」
「いや、それどころじゃない。えらいことみなさんにごめいわくをかけました。ところでこんどわしは雷《らい》を使う研究はぷっつりやめて、あの研究所からべんりな機械を製造しますわい。そこで職工《しょっこう》さんを二十名と雑役《ざつえき》さんを十名|雇《やと》いたいのじゃ。給料は思いきって出しますから、希望の人は、どんどんわしのところへ申しでてくだされ。その製造事業がさかんになると、しぜんこのへんの村々へも大きな金が流れこむことになりますわい。ぜひとも力を貸してくだされや」
 博士は、そういって、みんなに協力を頼んだ。


   機械人間《ロボット》の生産


 博士が、こんど製造工場を起こすについて人を雇うからどう
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