い当りをみせた大江山も至極《しごく》同感《どうかん》だった。しかしジュリア達の出演時刻のこともあるので、時間が足りないから止《や》めにした。その代り検事と課長は練習場で、球《ボール》を戞《か》ッ飛ばしに出ていった。ジュリアと千鳥とは、その間にクラブ館《ハウス》の奥にある噴泉浴《ふんせんよく》へ出かけた。蝋山教授と一郎とは、青々としたグリーンを眺められる休憩室の籐椅子《とういす》に腰を下ろして、紅茶を注文した。こうして六人の同勢は三方に別れた。
大江山課長は人気のない練習場でクラブを振りながら、雁金に話しかけた。
「検事さん。今日の集りの真意《しんい》はどこにあるのですかなア」と先刻《さっき》から聞きたかったことを尋《たず》ねた。
「うん――」と雁金は振りかけたクラブを止めて、「儂《わし》にもよく分らぬが、これは青竜王の注文なのだ」
「えッ、青竜王の注文?」と課長はサッと青ざめた。
「彼はゲームの結果を知りたがっていた。さし当《あた》り、君の大当りなんか、何といって彼が説明するだろうかなア。はッはッはッ」
外国の名探偵が、真犯人を探し出すために、嫌疑者《けんぎしゃ》を一室にあつめてト
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