の爆音が、耳を聞えなくし、そして網膜《もうまく》の底を焼いた。
砲撃は、ますます熾烈《しれつ》さを加え、これに応酬《おうしゅう》するかのように、イギリス軍の陣地や砲台よりは、高射砲弾が、附近の空一面に、煙花《はなび》よりも豪華な空中の祭典を展開した。
「大丈夫、ボジャック」
「大丈夫!」
二人の戦士は、脇目《わきめ》もふらず、標識灯を守りつづけている。
砲撃目標が、だんだん山の方に近づいて来た。それと諜《しめ》し合《あ》わせたように、空中からの爆撃も、急に山の方に移動してきた。
「ほう、来るな」
仏天青《フォー・テンチン》は、身の危険を感じた。しかし、ふしぎとその場を放れる気がしなかった。アンたちも、最後の職場を死守しているのだ。しかし、これは、えらいことになるぞ!
果して、それから五分間ばかり経《た》つと、砲撃目標は、俄然《がぜん》跳躍《ちょうやく》した。砲弾は、この研究所の前方に落ち、それから、彼等の頭上をとび越えて、後《うしろ》の山上に落ちて、ものすごい音響《おんきょう》と閃光《せんこう》とそして吹き倒すような爆風《ばくふう》とを齎《もたら》した。
「あぶない」仏は、屋
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