のジャンガラ星は、せまい上に、食料として大切な植物がほんのわずかしか生えていないのだ。われわれは、この植物をできるだけ大切にあつかい、これからのわれわれの生活をささえなければならないのです。いや、じっさい植物の補給がじゅうぶんでないために、われわれは近くこのジャンガラ星を運転して、もっとたくさんの植物が繁茂《はんも》している遊星へ横づけにしたいと思っている」
二少年が見たところ、植物はそうとうしげっていた。これだけしげっていれば、よろしかろうと思うのに、教授はなかなか不足だといったのである。
「おわかりかな。だから山ノ井君が林の中であばれてさかんに木を切りたおしたでしょう。あれはわが星人たちを恐怖のどんぞこへなげこむとともに、憎悪《ぞうお》の絶頂へおしあげた。おわかりかな御両人《ごりょうにん》」
なるほど、それでわけはわかった。しかし、この星人たちが、なぜおびただしい植物を持っていたいと思うのか、その理由がわからなかった。これについて山ノ井は教授につっこんでたずねた。
すると教授は、こんなふうに答えた。
「古いお話をしなければならない。われわれジャンガラ星人の先祖は、じつは動物で
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