は、ただ生きているどころのさわぎではなく、あの岩窟を出て、なにかまた悪いたくらみをしようとしていたのにちがいありません。
大利根博士の姿をした怪塔王は、いまどこでなにをしているのでしょうか。
「こうしてはいられない!」
帆村は、潮鳴る洞門のかなたを、きっとみつめました。
ああ上官
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さてお話は、小浜兵曹長のうえにうつります。兵曹長は、帆村とわかれ、怪塔ロケットへむかいました。黒人たちは、もうすっかりおとなしくなっています。主人のなくなった黒人たちは、まるで虎が猫になったようなものでありました。
兵曹長は、殺人光線灯を身がまえながら、怪塔の無電室にはいっていきました。そして、さっそく、秘密艦隊をよびだしたのでありました。
「塩田大尉にねがいます。こちらは白骨島において小浜兵曹長です」
そういって、無線電話をもって、しきりによびかけました。
艦隊は、そのとき空と海面との両方から、まだ空中にのこっている敵のロケットやら、また海面におちながら、まだ降参しないでうってくる敵の生き残りの者どもと、しきりに戦闘中でありました。
もちろんこの戦闘は、秘密艦隊
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