[#ここから罫囲み]
[第六図]
※[#丸4、1−13−4]
ハ
↓
8X
_______
74A)6CDEFG
↑↑ 59J2←ニ
イロ ↑↑
HI
―――――
K9LM
↑
ホ
N74P
↑↑
ヘト
[#ここで罫囲み終わり]
帆村は、しきりと名答を考えつづけた。
ヘトが 74 と出ているから、ここへ覘《ねら》いをつけなければならない。答の二桁目はXであるが、除数の 74A にXを掛けたものが、N74P となるのである。
ところでヘすなわち7がここに出るためには、除数すなわち 74A の 74 に対してXが決まってくるであろうと思われる。
そこでXを零から9までにとって調べてみると、Xの値は次の二つのうちどっちかである。X=5? 9?だ。もっと説明すれば、Xが5なら、除数のはじめの二桁 74 との積は 370 となり、ヘに7が出る。またXが9なら、積は 666 となって6が出るが、これは A×X の項を加えると、当然 666 が 67?と
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