※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]《く》いだした。その※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]う容《さま》が瓜でも※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]うようであった。大異はまた驚いて眼を瞠ったが、すぐその後から嘲笑が浮んできた。
夜叉の※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]っていた死骸の頭はすぐなくなった。夜叉はまた手を出して次に立っていた死骸の頭を取って、またむしゃむしゃと※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]いだした。その死骸も麻殻の倒れるようにもっそりと倒れてしまった。大異はこれからまたどんなことを始めるだろうと思って、不安な中にも後が待たれるような気がした。
夜叉はその頭を※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]ってしまうと、また次の死骸の頭を取って※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]いだしたが、その頭を取ることも※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]うことも非常に早くなって往った。
夜叉は次から次へ死骸の頭を※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]って往って、八つか九つかの頭を皆※[#「口+敢」、第3水準1−15−19]ってしまった
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