、堤さん、星城子君来訪。
日本娘のよろしさ。
三月十日[#「三月十日」に二重傍線] 曇。
陸軍記念日。
おなじく。
三月十一日[#「三月十一日」に二重傍線] 風雨。
鏡子君自慢の腕をふるつて記念写真撮影。
来訪者いろ/\。
更けて、来訪の星城子君に連れられて同氏宅へ。
三月十二日[#「三月十二日」に二重傍線] 曇。
朝湯朝酒。
桜咲く前の荒生田公園風景、その中の一人として山頭火登場。
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三月九日の記事最後の分はここに。――
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三月十三日[#「三月十三日」に二重傍線] 晴。
雲平居。
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見おろす山から春めいた煙
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雲平君夫妻の優待に身心をまかせる。
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草青むところよい妻とよい子と
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おのれを恥ぢるばかりである。
三月十四日[#「三月十四日」に二重傍線] 曇。
雲平居。
三月十五日[#「三月十五日」に二重傍線] 曇。
おなじく。
読書、執筆、揮毫。
三月十六日[#「三月十六日」に二重傍線] 晴。
雲平居。
夜は菫
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