こらへた――ぐつとこらへた――何をこらへた――のんべい虫[#「のんべい虫」に傍点]がこみあげてくるのを。――
ねむれなければねむれるまでねむらないだけだ。
此頃、私は天地自在[#「天地自在」に傍点]を感じる。……
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雑録
◎閑中忙[#「閑中忙」に傍点](年末年始の記)
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十二月十八日[#「十二月十八日」に二重傍線] 曇――雨。
明け方、雷鳴そして雨声、春雷でもあるまい、冬雷か、ぬくい、ぬくい、ぬくすぎる。
雨の枯草風景のよろしさ。
身心おちついて、しづかに身辺雑事を観察鑑賞。
耳が遠くなるに随つて、かへつて私は万象玲瓏、身心透徹を感じるのである。
暮れ方、酒と魚とを持つて樹明君来訪、まことによい酒よい話であつた、酒を飲みつくしてめでたく別れる、後始末してから、ぐつすり寝る。
指折り数へると、六日ぶりの酒[#「六日ぶりの酒」に傍点]だつた。
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□古典に就いて
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自然性[#「自然性」に傍点]
千載不易――(貫くもの)┐
時代性[#「時代性」に
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