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主我的――西洋的――強い生活。
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□自然の中へ[#「自然の中へ」に傍点]融け込む。
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没我的――東洋的――素直な生き方。
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十二月十六日[#「十二月十六日」に二重傍線] 曇――晴――曇。
朝起きると貰ひ水。
たよりいろ/\ありがたし。
大根飯を炊く――萱の穂で小箒を拵らへる――髯が伸びて何となく気にかゝる――といつたやうな身辺些事もそれ/″\興味があるものだ。
ふと気がつくと、こゝには鼠がゐない[#「こゝには鼠がゐない」に傍点]、時々入り込んでくるが、間もなく逃げだす、食物がないからであらうけれど、それにしても家に鼠は付物なのに。
午後は散歩、今日も農学校に寄つて新聞を読み樹明君に逢ふ、サビシイサビシイ顔を見合せて別れた!
水仙が芽ぶいて、早いのは蕾んでゐる。
杖はよいものだ[#「杖はよいものだ」に傍点]、老人には竹の杖がよい、私のは棕梠竹、いつぞや行脚の途次、白船居で貰つたもの。
庵中独臥、閑々寂々、水のやうな句がうまれさうな、今夜もまた睡れさうにない。
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