傍点]があるらしい、今の場合では、私にあつては、疾患は不幸な幸福[#「不幸な幸福」に傍点]とでもいふべきだらう!
青[#「青」に「マヽ」の注記]城子君から、鏡子さんが商工会議員に高点で当選したと知らせて来たので、早速、お祝ひの一句を贈つた――
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月のあかるい空へあけはなつ
[#ここで字下げ終わり]
久しぶりに麦飯を炊く、あたゝかくておいしい、腹いつぱい頂戴した。
夕方、駅のポストまで出かける、Y屋でほどよく酔うて、すぐ戻つて、ぐつすり寝た、まことにめでたいことであつた。
夜中に眼が覚めて、寝床で句作を続けた。
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※[#二重四角、350−9]草は美しい、詩人としては無論、社会人としての自覚はなければならないが、その美しさをうたへばよい、それ以外のことは考へないがよい、考へなくともよい。
※[#二重四角、350−11]ありやう[#「ありやう」に傍点]があるべきやう[#「あるべきやう」に傍点]であるとき、そこに真善美がある。
※[#二重四角、350−12]自然とは、生活的には、自己の顕現である、芸術的にもまた。
※[#二重四角、
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