箇でも、私は私の句を打出したい。
午後、ぼんやりしてゐると、樹明君が酒井さんと同道して来庵、間もなく酒と肴とが持ち来されたが、何となく誰も愉快になれなかつた、私はやたらに飲んで饒舌つた。
いつもより早く解散した、私は経本を持ち出して、飲み直さずにはゐられなかつた、そして酔ひつぶれて、いつもの宿屋へころげこんだのである。
ああ、ああ、ああ。
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   改作
・ころり寝ころべば五月の空
・青葉の奥へ道がなくなれば墓地
・日向あたゝかく私がをれば蝿もをる
   自問自答
・それもよからう草が咲いてゐる
[#ここで字下げ終わり]

 五月廿八日[#「五月廿八日」に二重傍線] 雨。

終日終夜、もだえるばかりだつた。

 五月廿九日[#「五月廿九日」に二重傍線] 曇、晴れてくる。

好日、好日、緑平老の手紙が、Kの手紙が私を元気づけてくれた。
身辺整理。
夜はシネマ見物、そしておとなしく帰庵しておだやかな睡眠。
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   ぐうたら手記
□エロストロゴスとの抱擁[#「エロストロゴスとの抱擁」に傍点]!
□無理をしないこと[#「無理をしない
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