よく飲んで、ほどよく酔ふたが、別れ際がちよつとあぶなかつた、桑原々々。
いつのまにやらアイスキヤンデー店が焼芋屋にかはつてゐる、季節のうつりかはりがはつきり解る。
今夜はぐつすり睡れた。……
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・足もとからてふてふが魂のやうに
花めうが
・夜のふかうして花のいよいよ匂ふ
藪蚊をころしまたころし曇る秋空
・秋の雨ふるほんにほどよう炊けた御飯で
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十月二日[#「十月二日」に二重傍線] 曇、とう/\雨。
近所の人が来て、草を刈らせてくれといふ、それほどぼうぼうたる草だつた。
雨になつたので、釣はやめにして読書。
昨日のおあまりを飲む、新菊はおいしいな。
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・うなりつつ大きな蜂がきてもひつそり
・ひなた散りそめし葉の二三枚
・酔ひのさめゆく蕎麦の花しろし
・柿一つ、たつた一つがまつかに熟れた
・柿の葉のおちるすがたのうれしい朝夕
・かまきりがすいつちよが月の寝床まで
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十月三日[#「十月三日」に二重傍線] 時雨、やつと晴れた。
裏からあたりを眺めると、もうそここゝ黄葉してゐる、柿の葉
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