帰庵、帰庵して酒があることは、ほんたうにうれしい。
バス風景――
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とても愉快な女中さん
いやな釣人どうし
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シヨウガ四つで一銭とは! おばあさん、すみませんね。
天たかく地ひろし、秋、秋、秋。
まさに萩の花ざかり。
今日は郵便が来ない、Kからいつもくる手紙が来ないので、何となく不安な気がする。……
やつと駅のポストまで出かけて、すぐ戻つた。
読書三昧。
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其中漫筆
……おもひわずらふところさらになし。……
私の山羊髯[#「私の山羊髯」に傍点]。
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・たえずゆれつつ葦の花さく
・水音の流れゆく秋のいろ
・青草ひろく牛をあそばせあそんでゐる
・となも[#「なも」に「マヽ」の注記]お留守で胡麻の実はじける
・鉄鉢の秋蝿を連れあるく
・秋暑い鉄鉢で、お米がいつぱい
おでんや
・更けると食堂の、虫のなくテーブル
・秋はうれしい朝の山山
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九月三十日[#「九月三十日」に二重傍線] 日本晴、時々曇つたり降つたりしたけれど。
身辺整理。
けふも郵便が来ない、山の鴉が庵を
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