々帰つた、そしてその雑魚を肴に昨日のおあまりを頂戴したことである。
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小鮒三つ、句二つ。
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   ぐうたら手記
□拾ふに値するもの[#「拾ふに値するもの」に傍点]
 行乞して、煙草がなくて、私はバツトの吸殻を拾うて喫んだ、そしてつく/″\自分を省みたことである、私は捨てられたものを拾うて生きてゆく人間であればよい!
□拒まれるに値するもの[#「拒まれるに値するもの」に傍点]
 これも行乞中に感じたことであるが、すげなく断られるのがあたりまへだ[#「あたりまへだ」に傍点]、米でも銭でも与へられるのは、袈裟と法衣とに対してだ、私は拒まれるに相当する人間である。
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 九月七日[#「九月七日」に二重傍線] 晴――曇――風。

午前中読書。
午後は托鉢、嘉川を歩く、二時間余。
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今日の功徳   米、一升三合  銭、十四銭。
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今日の行乞相もよかつた、ぢやけん[#「ぢやけん」に傍点]に手をふる女もあれば、わざ/\自転車から下りて下さる男も
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