のか貶されたのか。
駅前の宿屋へ自動車で押し込められてしまつた、こゝの印象はよくなかつた。
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・真夏の真昼のボタ山のあるところ
 炎天のボタ山がならんでゐる
   改作一句
 枯れたすゝきに日が照れば誰か来てくれさうな
[#ここで字下げ終わり]

 七月三十日[#「七月三十日」に二重傍線] 暑いこと、暑いこと。

緑平居へ、うれしいな、友の中の友。
温情、御馳走、涼風、ラヂオ。……
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   緑平居
・葉ざくらがひさ/″\逢はせてくれたかげ
・みんないつしよにちやぶ台へまたてふてふ
[#ここで字下げ終わり]

 七月三十一日[#「七月三十一日」に二重傍線] 晴れやかに。

八幡で星城子君のニコニコ顔に逢ひ、別れてからシネマ見物、夜は戸畑の多々楼君と同伴して若松の荒瀬さんを徃訪、このあたりの夜景はうつくしい、製鉄所の礦滓はことにうつくしかつた。

 八月一日[#「八月一日」に二重傍線]

再び関門へ。――
黎々火君と共に岔水居で会談会飲。
黎君に若い日本人としての情趣があり、岔君に近代都会人らしいデリカシーがある。
岔水居泊、琴の音、蛙の声、港の
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