何といふ我儘な怠け者だらう!
久しぶりに豆腐屋さんが来てくれたので、豆腐料理の御馳走をこしらへた。
□コンニヤクのうまさも解つた。
街まで出たついでに野を歩く、枯れるまゝに枯れてゆく草[#「枯れるまゝに枯れてゆく草」に傍点]はほんたうにうつくしい。
□自然現象は単に自然現象ではない[#「自然現象は単に自然現象ではない」に傍点]、それが詩人に把握され表現される時には[#「それが詩人に把握され表現される時には」に傍点]。
ヘンリライクロフトの手記を読みつゞける、彼は私ではあるまいかとさへ思はれるページがある。……
私も私流の随筆[#「私流の随筆」に傍点]なら書けさうだ、三八九[#「三八九」に傍点]を復活刊行して、私の真実を表現することを決心する。
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   成道会の日
・けさのひかりの第一線が私のからだへ
 障子にゆらぐはほほけすすきで小春日和の
・いつもお留守で茶の花もをはり
・日がのぼると霧が晴れると大きな木がはだか
   行乞
・なむからたんのう投げられた一銭
   病中
・木の葉ちるちるからだがもとのやうであつたら
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 十二月八日[#「
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