ざれの笹をかついで
・落葉ならして豆腐やさんがきたので豆腐を
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十二月六日[#「十二月六日」に二重傍線] 午前はうらゝか、午後はくもり。
まことにうれしいたよりをうけとつた、多々楼君の心がぴつたりと山頭火の心に触れた。
一張羅を質入して、マイナスを払つて安心。
コーヒーを餅に代へて、お観音さまといつしよに食べる。
蔓梅を見つけて活ける、ステキだ。
夜はヘンリライク[#「イク」に「マヽ」の注記]ロフトの手記を読む。
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・寒をはうてきてうづくまつた虫(松)
・寒さ、質受しておのが香をかぐ
ひとりで冬日のあたたかく
・あるけば、あるけばよろしい落葉かな(松)
・どうにかならない人間があつい湯のなか(松)
・ことしもをはりの憂欝のひげを剃る
・藪かげあたゝかな鶲《ヒンコチ》の啼きよる
・うめくは豚の餓えてゐる、寒い
・どこからともなく散つてくる木の葉の感傷(松)
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十二月七日[#「十二月七日」に二重傍線] 曇。
私は私のワガママ[#「ワガママ」に傍点]とグウタラ[#「グウタラ」に傍点]とを責めずにはゐられない、
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