小行司の行列を観た、さびしい行列になつたものだと思ふ。
佐波川は昔ながらに流れてゐる。……
さけとさしみとすしとで四十四銭、腹いつぱいになつた、感慨無量で胸いつぱいだ。
再び街へ、人ごみの中へ。
労れた、労れた、とても御神幸までは待ち切れないので、八時の汽車で帰つてきた。
この世にこの庵ほどよいところはない[#「この世にこの庵ほどよいところはない」に傍点]、――これが今日のをはりの感想だつた。
ぐつたりしてぐつすり寝た、極楽々々浄土々々!
山手閑居の場[#「山手閑居の場」に傍点]、私の現在はかういつた様子。
胃の工合がよくなつて酒が少し飲めるやうになつた、そして晩酌は壱本にきまつた[#「晩酌は壱本にきまつた」に傍点](きめたのではない)。
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小春ぶらぶらと卒塔婆を持つてゐる女
刈田はれ/″\蓼の赤けれ
・あひびきまでは時間があるコリントゲーム
お祭の人ごみをぬけて枯草山
・おまつりの桜紅葉のしづけさはある
桜紅葉の残つた葉の赤さ
・落ちる陽をうかべて水のながれゆく
・枯草へながう影ひいてふるさとの
・濁酒あほることもふるさとはおまつり
・日の落ちる方へ水の
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