ろしさ。
身心がすぐれないので近郊散歩に出かけたが、それも苦しくてすぐ帰つてきた、昼飯としてうどん玉を買うて。
○ひなたをあゆむ――ぢぢむさいけれど、私に残されためぐみの一つである。
○昨日来庵のTさんから、玄米茶と生玉子とを頂戴した、何よりの品、ありがたく賞味しませう。
夕ぐれは何となくさびしい、湯にでもはいらうか、ちよつと一杯やりたいな!
いのちがけで酒をのむやうな悪趣味は捨てゝしまへ。
○自己を愛するがゆえに一切を愛する、一切を愛するがゆえに自己を愛する、自己は個の個ではない、全の個[#「全の個」に傍点]である。
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女学校運動会
・ひかりは空から少女《オトメ》らはおどる
・水にそうてくだれば草の枯れまさり
・あのみちのどこへゆくもみづる山こえて(雑)
空ほがらかで樽屋さんいそがしい
再録、長門峡二句
鯉をよぶとや紅葉ちれとや手をたたく
水たたへたればその枝もみづりたれば
改作、信濃にて
まこと山国の、山ばかりなる月の
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十一月十三日[#「十一月十三日」に二重傍線]
曇、小雪でもちらつきさうな、――冷たい
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