・ハガキ一枚持つて月のあるポストまで
・あるくともなくあるいてきて落葉する山
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 十二月廿一日[#「十二月廿一日」に二重傍線] 晴、時々曇りて暖かし。

街のポストまで出かけて、それだけでがつかりした、何と、弱くなれば弱くなれるものだ。
思索する、散歩する、句作する、読書する、――山頭火はかうして生活する。
……刻煙草もなくなつた、なくなればなくなつたでよろしい。
喫はないでこらえる……これは私の心境の平静[#「私の心境の平静」に傍点]をあらはすものであるが、一面に於ては、私の意慾の減退[#「私の意慾の減退」に傍点]をしめすものである。
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   「ぐうたら手記」素材
□下手くそで間のぬけたもの、好きだね、気がきいて出来すぎたもの、いやだね。
□妹がくれたチヤンチヤンコの話。
 冬ごもりには炬燵と共にふさわしい。
 シヱーターきては冬ごもりらしくない(ネンネコ、サル、胴着、追憶ばかり)。
□したいことしかしない私である!
□なくて困る歯、あつて困る脱肛肉、世の中は思ふやうにはならない、ほんとにきたない老の繰言。
□餅
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