たのは毒薬草[#「毒薬草」に傍点]だつた、ウツグサとかいふのださうな、毒か薬か、毒即薬だ。
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一人となればつくつくぼうし
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・若葉に若葉がかさなつた(酒壺洞第二世出生)
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残暑といふものを知つた、いや味つた。
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アキアツクケツアンノカネヲマツ
(秋暑く結庵の金を待つ)緑平老へ電報
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夕方、S氏を訪ねる、これで三回も足を運んだのである、そして土地借入の保證を懇願したのである、そしてまた拒絶を戴いたのである、彼は世間慣れがしてゐるだけに、言葉も態度も堂に入つてゐる、かういふ人と対座対談してゐると、いかにも私といふ人間が、世間人として練れてゐないかゞよく解る、無理矢理に押しつける訳に行かないから、失望と反抗とを持つて戻つた。
夜、Kさんに前後左右の事情を話して、此場合何か便法はあるまいかと相談したけれど乗つてくれない(彼も亦、一種の変屈人である)。
茶碗酒を二三杯ひつかけて寝た。
八月廿六日 川棚温泉、木下旅館。
秋高し、山桔梗二株活けた、女郎花一本と共に。
いよ/\決心した、私は
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