行乞記
(三)
種田山頭火

−−
【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)土落《どろおと》し

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)一服|盛《モ》りましよか

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
   (数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2−13−28]した。

 [#…]:返り点
 (例)慎[#「慎」に傍点][#レ]独[#「独」に傍点]

/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)だん/\
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
−−

[#ここから2字下げ]
   鶏肋抄
□霰、鉢の子にも(改作)
□山へ空へ摩訶般若波羅密多心経(再録)
□旅の法衣は吹きまくる風にまかす(〃)
   雪中行乞
□雪の法衣の重うなる(〃)
□このいたゞきのしぐれにたゝずむ(〃)
□ふりかへる山はぐ[#「はぐ」に「マヽ」の注記]れて(〃)
    ――――
□水は澄みわたるいもりいもりをいだき
□住みなれて筧あふれる

   鶏肋
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