がつたりして、ゆつくり話しあふことが出来なかつたのは残念だつた、またの機会を待たう。
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・ふるさとの蟹の鋏の赤いこと
・ふるさとの河原月草咲きみだれ
・蝉しぐれ、私は幸福である
・ふるさとの水だ腹いつぱい
・ふるさとの空の旗がはたはた
・ひさびさ雨ふりふるさとの女と寝る
・日向草の赤いの白いのたづねあてた
□
・うぶすなの宮はお祭のかざり
・うぶすな神のおみくじをひく
□ 展墓
・おもひでの草のこみちをお墓まで
夏草、お墓をさがす
・すゞしくお墓の草をとる
お墓の、いくとせぶりの夏草をぬく
□ 追加
みんなに話しかける青葉若葉のひかり
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八月五日
曇、眼がさめるとまたビールだ、かうしたアルコールはいくらのんでもよろしからう。
名残は尽きないけれど、東路君は勤人、私は行乞坊主なので、再会を約して別れる、八時の列車で小郡へ。――
農学校に樹明さんを訪ねる、いつもかはらぬ温顔温情の持主である、こゝでもまたビールだ、いかな私もビール巻[#「ル巻」に「マヽ」の注記]鮨の方がうまかつた!
樹明さんの紹介で永平さんに初
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