二人、若い方には好感が持てた。
よくのんでよくねた。
二月十四日[#「二月十四日」に二重傍線] 曇、晴、行程五里、有家町、幸福屋(三五・中)
昨夜はラヂオ、今夜はチクオンキ、明日はコト、――が聴けますか。
大きな榕樹(アコオ)がそここゝにあつた、島原らしいと思ふ、たしかに島原らしい。
二月十三日(追記)
玉峰寺で話す、――禅寺に禅なし、心細いではありませんか。
同宿の鮮人二人、彼等の幸福を祈る。
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自戒、焼酎は一杯でやめるべし
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酒は三杯をかさねるべからず
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・解らない言葉の中を通る
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歩いてゐるうちに、だん/\言葉が解らなくなつた、ふるさと遠し、――柄にもなく少々センチになる。
今日は五里歩いた、何としても歩くことはメシヤだよ、老へんろさんと妥協して片側づゝ歩いたが、やつぱりよかつた、よい山、よい海、よい人、十分々々。
原城阯を見て歩けなかつたのは残念だつた。
二月十四日(追記)幸福屋といふ屋号はおもしろい。
同宿は坊主と山伏、前者は少々誇大妄想狂らしい、後者のヨタ話も愉快だ
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