君もいつしよに。
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街は祭の、世間師泣かせの雨がふる(福川)
霽れるより船いつぱいの帆を張つた
やつとお天気になり金魚、金魚
□
晴れて鋭い故郷の山を見直す(防府)
育ててくれた野は山は若葉
車窓《マド》から、妹の家は若葉してゐる
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戸田ではS君に逢ひたくてたまらなかつた、君は没落して大連にゐるのに。
椿峠で二人連れのルンペンに逢つた、ルンペンらしいルンペンだつた。
今日の行乞相は九十点以上。
防府を過ぎる時はほんたうに感慨無量だつた。
樹明居は好きになつた、樹明君が好きになつたやうに。
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柿若葉その家をたづねあてた(樹明居)
逢へたゆふべの椿ちりをへてゐる
地肌あらはなたそがれの道で
こんやはここで寝る鉄瓶の鳴る(呂竹居)
壁に影する藺の活けられて
・ふるさとの夜がふかいふるさとの夢
すゞめがおぢいさんがもうおきた
・けさの風を入れる
□
赤いのは楓です(即興追加)
・水音のクローバーをしく
身にせまり啼くは鴉
また鴉がなく旅人われに
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五月十日[#「五月十
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