る、それも緑平老のおかげだ、夜はあんまり徒然だから活動見物、日活映画のあまいものだつたが、十銭はとにかく安い。
同宿数人、その中の二人は骨董仲買人、気色が変つてゐて多少の興味をひいた。
ちよんびり焼酎を飲んだら腹工合があやしくなつた、もう焼酎には懲りた、焼酎との絶縁が私の生活改善の第一歩だ。
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・ぬかるみをふんできてふるさとのうた
・炭坑のまうへきれいな星
字幕消えてうまさうな水が流れる流れる(映画)
梅若葉柿若葉そして何若葉
明日は明日の事にして寝るばかり
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四月廿九日[#「四月廿九日」に二重傍線] 晴、後藤寺町行乞、伊田、筑後屋(三〇・中)
すつかり晴れた、誰もが喜んでゐる、世間師は勿論、道端の樹までがうれしさうにそよいでゐる。
やつぱり行乞したくない、したくないけれどしなければならない、やつと食べるだけ泊るだけいただく(ずゐぶんハヂカれた、いや/\でやるんだから、それがあたりまへだらう)。
歯が痛む、春愁とでもいふのか、近くまた二本ぬけるだらう。
後藤寺町の丸山公園はよろしい、葉桜がよろしい、それにしても次良さんをおもひだ
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