アの神よか、糞でもくらえ! ハハハ、見ろい! 兄さんなんか、そんなえらそうな事を言っている暇に、もう少しおせいさんとでも仲良くするんだなあ。オアズケは、お互いに、つらいや!
誠 …………。
欣二 批難してるんじゃないよ、それでいいんだよ。おやりよ。いろんな手でいじくり廻された食い物と言うもなぁ、食慾をそそるもんらしいからな。(両手で顔を蔽うせい子)ねえ! (その方へフラリと寄って行った欣二が、しなだれかかるようにしてせい子の肩に手を置こうとしたトタンに、酔った足が何かに蹴つまずいて前のめりに倒れそうになる。倒れまいとしてせい子の肩を掴んだ片手に力が入って、先程、お光のために裂けたひとえの着物の肩口のへんが、再びベリベリと音を立てて、今度はモロにわきの下までやぶれて、折から下着なしに着ていたことゆえ、わきの下から乳のあたりまで、白い素肌がまる見えになる)
三平 こら、こらお前!
柴田 欣二! (これも立って行き、欣二を押し返しながら)
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(せい子が素肌をかばいながら、身をちぢめて食卓に突伏す。その他の人間は全部立上ってしまっている)
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双葉
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