って要するに、これでいいと言う事にゃ永久にならないもん。
三平 一体、そりゃ、なんの事だ?
欣二 だからさ、要するに、その時その時で、出たとこ勝負で、茶にして暮すほかにしょうがねえだろうと言うんだ。
三平 ハハ、人間と蛙は違うよ。
欣二 違うかね? どこに違うと言う証拠が有るの? ドデン返しをさんざんやらされて来たじゃないか俺達は? そうだろう? もう、いやだよ! もう、これ以上はごめんだ。くたびれちゃった。ほかのどんな事でもいいが、ドデン返しだけは、もう、いやだ! 眼がまわる。ヘドが出る。こらえてくれよう! もうドデン返しをしないと言う保証をよこせ! 信用の出来るメドを俺によこせ! そしたら俺ぁ、たった今すぐ、なんにでもならあ! (このあたりから、欣二も誠も、その他の人々の言葉も、速射砲のように早く、かんだかになり、かつ、互いに他の人の言葉を中途でたち切ったり、同時に言い出して、ぶっつかり合ったりする。最後に至るまでに、それは益々はげしくなって行く)
誠 お前の言っているのは違う! 日本がこれまでして来た戦争は侵略戦争だった。それをお前は見おとしている。むしろ、故意にそれを見おとそう
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