にんしてやれよ。登美君、かんにんしてくれ。かんにんしてくれ。そうなんだよ。人間、大体まあそんなもんさ。こんな風なもんだ。許してくれ。
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(間)……
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登美 ……いいのよ。……(しばらく黙っていてから)佐田さんの事なんか、どうでもいいの。私の言っているのは、三好さんの事よ。……佐田さんだけじゃ無い。あなたは、誰からだって、ホントに何の苦も無く裏切られたり、うっちゃられたりする人よ。そして、それは、裏切ったり、うっちゃったりする人が悪いと思うよりも、三好さんに責任があるのよ。私が言っているのはその事だわ。
三好 ……俺にどんな責任があるんだね?
登美 あるわ。センチメンタリストだからよ。御自分のセンチなツボの所にヒョッと突込んで来られると、直ぐムキになって、それで以て夢中になって、一人で角力を取って、一言に言うと結局非常に頭を悪くしてしまう人よ。
三好 ……センチメンタルか。……そうだな。そうだ。うん。頭も悪くしてるようだ。(登美の言葉でホントの所を突かれ、すっかり参っている)……でも今更仕方が無い。
登美 そうじゃ無いの。センチメンタルになっ
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