して)おいおい、ツヤ君!
記者 ……なんです?
大野 いやいや、この人は、その、チョットからだのぐあいを(と自分の頭を指して見せて)悪くしていて、その――いえ。
記者 ……(へんな顔をしてツヤ子を見やるが、すぐにまた三芳へ)そこでですねえ――
三芳 え? うむ、ええと、――
記者 けっこうです。われわれとしてもお説にまったく賛成です。で、ですねえ、残るところはこの映画界から戦争犯罪者を追放するとしてですねえ、各会社の、どういう部署のですねえ、誰と誰を――つまり、その範囲と人名を――なんです、その、摘発する必要があるかないかの問題をも含めてですね――そこんとこを、一つ、ウンと突込んで――
三芳 摘発する必要は、もちろんあります! その、その、このことは今後の日本を平和的文化国家として、真に革命し、再建して行く――なんだ――つまり――テッテイ的にこれまでの映画界から戦犯を追放することは、われわれの手でなすべきである! 他を待って、つまり他の力の発動に待つべきではない! いいですか! 断じて最後の一人まで追放しなければならない! これなくして映画界の再建と革新はありえない。つまり、たとえ、追
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