の、あんた委員長とかって――
久子 フファ、古いわね大野さんも! 進歩的な仕事をする人間が、きたないナリをして自慢していたような時代と時代がちがうわよ。ハハ!
三芳 おい、久子、津村の方を見てくれ。メシがすんだら出かけるんだから、そう言っといてくれ、僕もすぐあとから本部の方へ行くからって。
久子 ホントにしょうがないわね。(言いながらツヤ子の方をジロリと尻目に見て、かかえていたトンコを前に大野のかけていた椅子に坐らせる)トンコちゃん、オトナにしてここに坐ってんのよ!(犬の顔に煩ずりをしてから、クリクリと尻を振りながら扉から出て行く)
大野 ヒ、ヒヒ!
三芳 (大野のコップにウィスキイをついでやって)――飲みたまえ。
大野 やあ、どうも……。
三芳 さっきの話のポシねえ、しかたがないからソックリもらうとして、フィート七円パにしてくれるよう話してくれませんかねえ、いいでしょう? あんまり慾ばるもんじゃないですよ。
大野 さあ、慾ばってるわけでもないだろうが、それじゃ先方がチョットかわいそうじゃないかなあ。それに、なんでしょう、あんたがたが、その新会社に合併するという話でも実現するとなると、
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