、来よとおっしゃった日にも伺いかねるのでしたが、その頃下すったお手紙は、大師流というのでしょう、大変見事なものでした。
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御文ありがたく拝見、此間は御はじめてなるに、まことに御早々にて、失敬いたし候。あとにて、
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近からばしひてとめてもしきしまの
道のことごとかたらむものを
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と申候。お歌いづれもおもしろく、此調子にて御すゝみなされ候はゞ、追々よき御歌かずかず出申《いでもうす》べく候。右御返事まで。
尚《なお》来月の会にはかならず御出|待入《まちいり》候。きのふも婦人方よたり計《ばか》りにて御うはさいたし候。
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十八日[#地から3字上げ]寸介由伎《すけゆき》
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七日には御つかへのよし、さてさて残念なる事に御座候。在宿の事はいそがしく、前より申上かね候。其内御近所へまゐる序《ついで》御坐候まゝ、其時参上申承るべく候。又御主人様へも御目にかゝり、面白き御咄しも承度《うけたまわりたく》候。右御返事まで。
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十二月五日[#地から3字
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