ら新しい日本画の一タイプをつくるだらう。西村雨北[#「西村雨北」に傍点]氏――『巣』鳥の性格がよく出てゐた、描き方に類型性がないのは気持がよい。長嶺雅男[#「長嶺雅男」に傍点]氏――『蘇鉄』部分描写はいゝ。漆畑青果[#「漆畑青果」に傍点]氏――『庭の一隅』何の変哲もなし。高田美一[#「高田美一」に傍点]氏――『薫風』藤の紫の色をもつと感[#「感」に「ママ」の注記]能的に出して欲しかつた。若井善三部[#「若井善三部」に傍点][#「部」はママ]氏――『千住風景』絵の具の盛り上げは不賛成。勝木春光[#「勝木春光」に傍点]氏――『J2LU局』着物の黄と顔との対照が美しい、手が少しく※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2−13−28]絵風。若林景光[#「若林景光」に傍点]氏――『西港の初夏』この程度の明るさは欲しいが、実業美術的になつてははじまらない。深海石山[#「深海石山」に傍点]氏――『雨後のしじま』日本画でなければやれない業である。丸橋進吾[#「丸橋進吾」に傍点]氏――『乙女たち』窓外の風景は出鱈目である。小野頴山[#「小野頴山」に傍点]氏『硫黄採る山』描写力をもつた作
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