月」に傍点]に発表した。(「電気の実験研究」の第七篇[#「第七篇」に傍点])
これにより再び感応電流の研究にもどり、電流を切るときに生ずる火花から電流が自己感応[#「自己感応」に傍点]をすることを発見した。これは同年の十一月十三日[#「十一月十三日」に傍点]で、翌日次の様に書いた。「電流の各部分は感応によりて同一の電流の他の部分にも作用し、かつ同一の針金にも、また同一の針金の同一の部分にも作用する」と。
これらは一八三四年末にまとめて、翌年一月[#「翌年一月」に傍点]に発表し、「電気の実験研究」の第九篇[#「第九篇」に傍点]になっている。
それからまた電池[#「電池」に傍点]の研究に戻った。結果は同年六月[#「同年六月」に傍点]に発表した。(「電気の実験研究」の第十篇[#「第十篇」に傍点])
一四 静電気の研究
かように、初めから満五年にもならない間に、これだけの大発見が続いて出たのは、実に驚くの外はない。そのためもあろうが、ファラデーは幾分元気が衰えて来たように見えた。それゆえ以前ほどの勢いは無くなったが、それでもまだ静電気[#「静電気」に傍点]に関する大発見を
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