いきました所が、インドで苦い木、苦味のある※[#「木+忽」、415−9]を薬に用いる。それはタラタンの木で糖尿にもいいし胃にも腸にもよい、また神経痛にもよい。それでその根はタラコンと称し村井弦斎氏が胃腸の薬に用いている。御殿場に仏教女子青年館の会館が出來て私はそこに行っていることが多いのでありますが、糖尿になってから※[#「木+忽」、415−12]の木を切って皮を薬にして飲んでおりますが、非常によいのであります。まず胃にいい、腸にいい、それから刻んで風呂に入れると神経痛に宜しい、それでタラタン湯と号して飲薬にも薬湯にも用いております。
それから訶林という木がある。これもインドの言葉であります。こういうような言葉はシナからきたのも多いのでありますが、猿のことを「マシラ」というのは摩期羅を漢字で摩斯羅としたから起こったらしい。軍神を建駄天というのを韋駄天と書いたから訛ったのであります。鼓というのはヅンドビまたはドドビの転である。みなインド語であります。それから饅頭というのも梵語であります。それから寺というのはこれは朝鮮のツオーラの転といいますが、これはまたインドの言葉から変化してきたのだ
前へ
次へ
全72ページ中26ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
高楠 順次郎 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング