ェゼロであることを止める前に、D't[#「t」は下付き小文字]+u がゼロとなる場合――この場合には問題は解けない――を除けば、(T)の有効需要と有効供給を等しからしめる pt[#「t」は下付き小文字] のある値がある。この pt[#「t」は下付き小文字] は、[#式(fig45210_130.png)入る]であるに従って、[#式(fig45210_131.png)入る]である[#「である」は底本では「ある」]。p''t[#「t」は下付き小文字] を(T)の有効需要[#底本ではここに「で」]と有効供給を等しからしめる pt[#「t」は下付き小文字] の値とし、π''b[#「b」は下付き小文字], π''c[#「c」は下付き小文字], π''d[#「d」は下付き小文字]……を先に述べたようにして得られた(B)、(C)、(D)……の生産費に等しい販売価格とし、Ω''t[#「t」は下付き小文字] を需要に等しい(T)の供給とすれば、
[#ここから4字下げ]
Ω''t[#「t」は下付き小文字]=Ft[#「t」は下付き小文字](p''t[#「t」は下付き小文字], p'p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] …… π''b[#「b」は下付き小文字], π''c[#「c」は下付き小文字], π''d[#「d」は下付き小文字] ……)
[#ここで字下げ終わり]
が得られる。
この操作が行われたときは、函数
[#ここから4字下げ]
O'p[#「p」は下付き小文字]=Fp[#「p」は下付き小文字](p't[#「t」は下付き小文字], p'p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] …… p'b[#「b」は下付き小文字], p'c[#「c」は下付き小文字], p'd[#「d」は下付き小文字] ……)
[#ここで字下げ終わり]
は
[#ここから4字下げ]
Ω''p[#「p」は下付き小文字]=Fp[#「p」は下付き小文字](p''t[#「t」は下付き小文字], p'p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] …… π''b[#「b」は下付き小文字], π''c[#「c」は下付き小文字], π''d[#「d」は下付き小文字] ……)
[#ここで字下げ終わり]
となる。そして用役(P)のこの供給はその需要より大となるかまたは小となる。しかし(P)の有効供給と有効需要とを等しからしめる pp[#「p」は下付き小文字][#「p」は底本では「d」] のある値があり、これを、私共は p''t[#「t」は下付き小文字] を見出すに用いたと同一の方法によって、見出すことが出来る。p''p[#「p」は下付き小文字] をこの値とし、π'''b[#「b」は下付き小文字], π'''c[#「c」は下付き小文字], π'''d[#「d」は下付き小文字] ……を既に述べたようにして(第二一一、二一二節)得られた(B)、(C)、(D)……の生産費に等しい販売価格とし、Ω'''p[#「p」は下付き小文字] を需要に等しい(P)の供給とすれば、
[#ここから4字下げ]
Ω'''p[#「p」は下付き小文字]=Fp[#「p」は下付き小文字](p''t[#「t」は下付き小文字], p''p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] …… π'''[#「'''」は底本では「IV」]b[#「b」は下付き小文字], π'''c[#「c」は下付き小文字], π'''d[#「d」は下付き小文字] ……)
[#ここで字下げ終わり]
が得られる。
同様にして、
[#ここから4字下げ]
ΩIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]k[#「k」は下付き小文字]=Fk[#「k」は下付き小文字](p''t[#「t」は下付き小文字], p''p[#「p」は下付き小文字], p''k[#「k」は下付き小文字] …… πIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]b[#「b」は下付き小文字], πIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]c[#「c」は下付き小文字], πIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「'''」]d[#「d」は下付き小文字] ……)
[#ここで字下げ終わり]
が得られ、以下同様である。
二一七 これらすべての行動を終えれば、
[#ここから4字下げ]
O''t[#「t」は下付き小文字]=Ft[#「t」は下付き小文字](p''t[#「t」は下付き小文字], p''p[#「p」は下付き小文字], p''k[#「k」は下付き小文字] …… p''b[#「b」は下付き小文字], p''c[#「c」は下付き小文字], p''d[#「d」は下付き小文字] ……)
[#ここで字下げ終わり]
が得られる。そして証明せねばならぬことは、供給 O't[#「t」は下付き小文字] が需要 D't[#「t」は下付き小文字] に近似しているよりも、より多くこの供給 O''t[#「t」は下付き小文字] が需要 D''t[#「t」は下付き小文字] に近似していることである。ところで、これはほぼたしからしく見える。けだし、供給を需要に等しからしめる所の p't[#「t」は下付き小文字] から p''t[#「t」は下付き小文字] への変化は直接にその影響を生じ、少くとも(T)の需要に対しては影響の全部を同一方向に生ぜしめるのに反し、この供給と需要とを均等から遠ざける所の p'p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] ……から p''p[#「p」は下付き小文字], p''k[#「k」は下付き小文字] への変化は間接にしか影響を生ぜず、少くとも(T)の需要に対しては、反対の方向のかつある程度までは互に相殺し合う影響を生ずるからである。故に新しい価格 p''t[#「t」は下付き小文字], p''p[#「p」は下付き小文字], p''k[#「k」は下付き小文字] ……の体系は、旧価格 p't[#「t」は下付き小文字], p'p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] ……の体系より均衡に近いのであって、この均衡にますます接近するには、同じ方法に従って変化を継続すればよい。
ところでこの摸索は、用役の市場において自由競争の制度の下に自然的に行われるものである。けだし、この制度の下に需要が供給より大ならば、人々は用役の価格を騰貴せしめ、供給が需要より大ならば、この価格を下落せしめるからである。
二一八 均衡が実現されたと仮定すれば、生産物の価格は、
[#ここから4字下げ]
p''a[#「a」は下付き小文字]=at[#「t」は下付き小文字]p''t[#「t」は下付き小文字]+ap[#「p」は下付き小文字]p''p[#「p」は下付き小文字]+ak[#「k」は下付き小文字]p''k[#「k」は下付き小文字]+ ……
p''b[#「b」は下付き小文字]=bt[#「t」は下付き小文字]p''t[#「t」は下付き小文字]+bp[#「p」は下付き小文字]p''p[#「p」は下付き小文字]+bk[#「k」は下付き小文字]p''k[#「k」は下付き小文字]+ ……
p''c[#「c」は下付き小文字]=ct[#「t」は下付き小文字]p''t[#「t」は下付き小文字]+cp[#「p」は下付き小文字]p''p[#「p」は下付き小文字]+ck[#「k」は下付き小文字]p''k[#「k」は下付き小文字]+ ……
p''d[#「d」は下付き小文字]=dt[#「t」は下付き小文字]p''t[#「t」は下付き小文字]+dp[#「p」は下付き小文字]p''p[#「p」は下付き小文字]+dk[#「k」は下付き小文字]p''k[#「k」は下付き小文字]+ ……
………………………………………
[#ここで字下げ終わり]
であり、他方、生産的用役の需要量は、
[#ここから4字下げ]
D''t[#「t」は下付き小文字]=at[#「t」は下付き小文字]D'a[#「a」は下付き小文字]+bt[#「t」は下付き小文字]D''b[#「b」は下付き小文字]+ct[#「t」は下付き小文字]D''c[#「c」は下付き小文字]+dt[#「t」は下付き小文字]D''d[#「d」は下付き小文字]+ ……
D''p[#「p」は下付き小文字]=ap[#「p」は下付き小文字]D'a[#「a」は下付き小文字]+bp[#「p」は下付き小文字]D''b[#「b」は下付き小文字]+cp[#「p」は下付き小文字]D''c[#「c」は下付き小文字]+dp[#「p」は下付き小文字]D''d[#「d」は下付き小文字]+ ……
D''k[#「k」は下付き小文字]=ak[#「k」は下付き小文字]D'a[#「a」は下付き小文字]+bk[#「k」は下付き小文字]D''b[#「b」は下付き小文字]+ck[#「k」は下付き小文字]D''c[#「c」は下付き小文字]+dk[#「k」は下付き小文字]D''d[#「d」は下付き小文字]+ ……
……………………………………………………
[#ここで字下げ終わり]
である。かつ量 D''b[#「b」は下付き小文字], D''c[#「c」は下付き小文字], D''d[#「d」は下付き小文字] ……は生産物(B)、(C)、(D)……の需要方程式を満足するものであり、量 D''t[#「t」は下付き小文字]=O''t[#「t」は下付き小文字], D''p[#「p」は下付き小文字]=O''p[#「p」は下付き小文字][#「p」は底本では「k」], D''k[#「k」は下付き小文字]=O''k[#「k」は下付き小文字] ……は用役(T)、(P)、(K)……の供給方程式を満足するものである。(これらの方程式において、p''t[#「t」は下付き小文字], p''p[#「p」は下付き小文字], p''k[#「k」は下付き小文字] …… p''b[#「b」は下付き小文字], p''c[#「c」は下付き小文字], p''d[#「d」は下付き小文字] ……は独立変数である。)右の二組の方程式から、次の方程式が引き出される。
[#ここから4字下げ]
D'a[#「a」は下付き小文字]p''a[#「a」は下付き小文字]=D''t[#「t」は下付き小文字]p''t[#「t」は下付き小文字]+D''p[#「p」は下付き小文字]p''p[#「p」は下付き小文字]+D''k[#「k」は下付き小文字]p''k[#「k」は下付き小文字]+ ……
−(D''b[#「b」は下付き小文字]p''b[#「b」は下付き小文字]+D''c[#「c」は下付き小文字]p''c[#「c」は下付き小文字]+D''d[#「d」は下付き小文字]p''d[#「d」は下付き小文字]+ ……)
[#ここで字下げ終わり]
この場合には、次の方程式によって、(A)の D''a[#「a」は下付き小文字] 量が需要せられる。
[#ここから4字下げ]
D''a[#「a」は下付き小文字]=o''t[#「t」は下付き小文字]p''t[#「t」は下付き小文字]+O''p[#「p」は下付き小文字]p''p[#「p」は下付き小文字]+O''k[#「k」は下付き小文字]p''k[#「k」は下付き小文字]+ ……
−(D''b[#「b」は下付き小文字]p''b[#「b」は下付き小文字]+D''c[#「c」は下付き小文字]p''c[#「c」は下付き小文字]+D''d[#「d」は下付き小文字]p''d[#「d」は下付き小文字]+ ……)
[#ここで字下げ終わり]
そして D''t[#「t」は下付き小文字]=O''t[#「t」は下付き小文字], D''p[#「p」は下付き小文字]=O''p[#「p」は下付き小文字], D''k[#「k」は下付き小文字]=O''k[#「k」は下付き小文字] ……であるから、
[#ここから4字下げ]
D''a[#「a」は下付き小文字]=D'a[#「a」は下付き小文字]p''a[#「a」は下付き小文字]
[#ここで字下げ終わり]
である。
これで解るように、問題の方程式のすべては、ただ一つの例外を除き、満足された。この例外は、価値尺度財である商品の需要と供給との均等を生ぜしめるこの商品の生産費の方程
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